賃貸物件を借りるときの入居申込書には、「連帯保証人」を書かなくてはいけません。
しかし、さまざまな理由で連帯保証人を立てられない人もいます。
そんな人のためにあるのが、「連帯保証人不要物件」。
連帯保証人不要物件がある理由や、借りることによるリスクを見てみましょう。
連帯保証人不要物件がある理由とリスク 保証人不要物件があるのはなぜ?
まず、連帯保証人について解説します。
連帯保証人とは、借主が家賃を滞納したときに代わりに支払う義務を負う人のことです。
家賃の支払いが滞ってしまうのを避けるため、大家さんは家を貸すときの条件として連帯保証人を求めるのです。
連帯保証人の条件は、一般的に以下のとおりです。
・ 近い親族(2親等以内)
・安定した収入があること
・65歳未満
・住民票や印鑑証明などの書類を提出できる
連帯保証人不要物件を借りる人がいる理由は、これらの条件に当てはまる人がいなかったり、親族と疎遠だったりすることが多いようです。
一方貸主としては、人口が減っていくなかで入居者を確保するため、連帯保証人という条件を緩和して入居者を募っているのです。
連帯保証人不要物件がある理由とリスク 借りるリスクとは?
連帯保証人を立てることが難しい人にとっては頼れる連帯保証人不要物件ですが、リスクもあります。
まず、連帯保証人不要物件は不人気物件が多いということです。
人気の物件であれば、連帯保証人の条件を緩和しなくても入居者が集まります。
立地や築年数、間取りなどで難点がある場合や、取り壊しが決まった定期借家であるということも。
何かトラブルを抱えていないか気になる場合は、連帯保証人不要物件である理由を聞いておくとよいでしょう。
また、連帯保証人不要物件は初期費用が普通の物件より多くかかります。
家賃を滞納するリスクがあるため、敷金・礼金は高めに設定されていることが多いです。
さらに、連帯保証人不要物件は保証会社への加入が必須というパターンが多いという特徴も。
家賃を滞納するリスクを回避するために、大家さんから保証会社への加入を求められます。
保証会社には家賃の数パーセントを初期投資として支払い、以降も月々支払いが発生します。
加えて誰でも入れるというわけでもなく、事前審査があるので、審査に落ちた場合には入居ができないというリスクもあります。
保証の審査が厳しそうな場合、あらかじめ保証加入が必要かどうか聞いておきましょう。
まとめ
様々な理由から連帯保証人を立てられなくても、連帯保証人不要物件なら借りられるかもしれません。
しかし、連帯保証人不要物件は不人気物件だったり初期費用が多くかかったりとリスクもあるので、事前に確認をしておきましょう。
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