これまで住んでいた家を売る際、とりあえず住み続けたまま売ることは可能です。
では、住みながら家を売ろうと思ったら、どのような方法で売却すればいいのでしょうか?
ここでは、家を住みながら売る場合についてさまざまな点を解説していきます。
住みながら不動産をスムーズに売却する方法とは?
家を購入する人のほとんどは、内覧によって部屋の中が実際にどんな状態であるかをチェックします。
中古物件の場合はさらに厳しい目でチェックされるため、きめ細かいメンテナンスが必要です。
もしも住んでいる状態で家を売りに出す場合は、内覧で気に入ってもらえるように最大限の努力をしましょう。
内覧の注意ポイント
常に片付けておく
生活感がありすぎると内覧のときに家の価値を低く見られてしまうことにもなりかねません。
いつ内覧があってもいいように、家の中は常にスッキリと片付けておき、暮らしやすさをアピールしましょう。
室内の写真を多く広告に載せる
室内のさまざまな場所の写真を広告に載せてあらかじめ見てもらっておくことで、実際の内覧でお客様にがっかりされることが減ります。
トイレやバスルーム、キッチンなどの写真もきちんと載せておくようにしましょう。
悪い点も伝えておく
床のキズや落ちない汚れなど、悪い点は隠さずに内覧の際にきちんと伝えるようにしておくと、あとでトラブルに発展しにくくなります。
住みながら不動産を売却するメリットや注意点
住みながら売却をすることのメリットとしては、余計なコストをかけずに済むという点があげられます。
住んでいた家を先に売却すれば、その費用を新しい家の資金にすることができますし、新しい家と古い家の両方にコストをかける心配がありません。
その反面、住みながら家を売却する場合には注意したい点もあります。
空っぽになった状態の家よりも、生活している状態の家は内覧で売れにくいというデメリットがあります。
できるだけいい印象を持ってもらえるように、いつ内覧があってもいいように普段から清潔にすることを心がけて生活することが大事です。
室内が少しでも広く見えるように不要なものは処分し、水回りも徹底的にきれいにしておくようにしましょう。
また、窓を開けて室内の空気を入れ換え、明るく見えるように各部屋の照明はつけておくようにするなど、内覧当日も気を抜かずに室内のチェックをしましょう。