二階建てよりも売りにくいといわれている平屋。
ですが、子どもの減少や高齢者の増加によって近年では人気が上昇しているため、ポイントを押さえれば売却は可能です。
そこで今回は、不動産売却を検討中の方に向けて、平屋の売却方法にフォーカスします。
平屋の特徴やスムーズな売却のポイントについて知識を深め、ぜひ、今後の参考にしてみてくださいね。
不動産の売却における平屋の特徴やメリット・デメリットは?
不動産売却において、販売したい不動産の特徴をよく理解しておくと、アピールしやすくなります。
平屋の大きな特徴は、二階建てと違って階段のない1階建ての建物ということです。
室内を移動しやすいため、特に乳幼児のいる家庭や老夫婦に好まれる構造だといえます。
では、そんな平屋のメリットやデメリットをみていきましょう。
メリット
●家族のコミュニケーションがとりやすい
●家の手入れが楽
●地震に強い
デメリット
●一定の敷地面積が必要
●プライバシーが確保しにくい
階段がない構造の平屋は、ワンフロアにすべての部屋が集まっているため、家族間のコミュニケーションがとりやすいのがメリットです。
少ないアクションで掃除や家事ができるのも嬉しいポイント。
二階建てに比べて接地面が大きいため、地震にも強いでしょう。
購入時には資金がかかり、デメリットになり得る広めの敷地面積ですが、売却においては高値で販売できる可能性もあります。
プライバシーについても、エクステリアなどで工夫すれば、十分にカバーすることが可能です。
平屋は売れにくい?不動産売却を成功させる方法をチェック
平屋には一定の需要があり、近年では人気が高まっていますが、二階建てに比べると売りにくいのは事実です。
では、平屋を上手に売却するには、どのような方法があるのでしょうか。
建物の状況などによって、以下の3パターンから選択します。
●そのまま売却
●更地にして土地を売却
●リフォームや補修してから売却
築年数によってはそのまま売却する以外の方法を採用したほうが、売却率を上げられる可能性もあるため、不動産会社に相談してみましょう。
建物は木造の場合、25年程で価値が失われるといわれています。
25年を一つの目安として、リフォームや解体も検討してみてください。
ただし、個人での判断は難しいため、プロの意見を参考にすることをおすすめします。