不動産の相続にあたって、わからない部分が多くて不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
安心して相続し売却を進めるためにも、専門的な知識のある人に相談したいですよね。
そこで今回は、不動産の相続に関する相談をするならどこへ行くべきなのかを解説します。
相続後に売却する場合の流れや、相談にかかる費用にも触れるので、不動産売却を検討している方はぜひ参考にしてください。
不動産売却前の相続に関する相談をするならどこへ行くべき?
不動産売却前の相続に関する相談は、その内容によってどこに行くべきかが異なるので、注意しましょう。
相続人同士で意見が合わない、話し合いが成立しないなど、トラブルを抱えている案件の場合は、弁護士へ相談してください。
弁護士法第72条において、弁護士以外が紛争に介入して交渉を代理でおこなうことは禁止されているので、紛争性のある内容は弁護士にしか相談できません。
相続について意見の相違が生じた時点で、相談する弁護士を探しましょう。
また、トラブルがないのであれば、不動産の相続を専門分野としている司法書士へ相談するのが適しています。
司法書士は、登記申請の代理権を有しているので、所有権移転登記も任せられます。
ほかに、相続税の確定申告など、税金についての相談は税理士を頼るのがよいでしょう。
不動産売却における取引の流れとは
不動産を売却するにあたっては、まず相場を把握することから始めます。
売却価格が高すぎるとなかなか売れず、逆に安すぎると損をしてしまいます。
似た物件の売却価格や、過去の取引事例などから、適正価格を把握したうえで売却価格を決めましょう。
その後、買主を探します。
自分で探す方法もありますが、不動産業者と売り出し価格について検討して、買主を探してもらうのが一般的です。
無事に買主が見つかったら、売買契約書の締結をおこない、物件を引き渡すのが一連の流れです。
不動産売却前の相続に関する相談にかかる費用とは
不動産売却前の相続に関する相談にかかる費用は、弁護士だと1時間で1万円ほど、それ以外の士業であれば1時間5,000円ほどが相場です。
ただし、相談の料金は各専門家の事務所によって異なり、一定ではないので、各事務所の料金体系を確認する必要があります。
また、相談だけであれば、電話などで無料相談を実施していることもあるので、活用すると良いでしょう。
まとめ
以上、不動産売却の前に、相続に関して相談したい場合について解説しました。
相続の相談は、その内容によってどこに行くべきかが異なり、かかる費用も変わります。
売却の基本的な流れは、まず相場の把握、売却活動、売買契約です。
不動産売却をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
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